JAZZという世界。
前々から興味は持っていました。
しかし、吹奏楽を中心に活動してて果たして両立ができるのだろうか?とか
丁度やりたいなと思った時期が就職したての時期で、まず仕事をしっかり覚えてからと思い、
後回し後回しにしてきました。
転機が訪れたのは平成15年の冬。
クリスマスコンサートでの出来事。
丁度私が高校入学と同時に母校から転勤され、現在吹奏楽連盟の理事をしてらっしゃる
諸隈先生と演奏終了後お会いしました。
実は高校時代から諸隈先生は私の演奏を高く評価してくださっていまして、
母校の定演やコンクールでお会いしたときはいつもお褒めの言葉をいただいてました。
諸隈先生はジャズ畑の方。
その頃から諸隈先生が所属するビッグバンドに入らないか?と声をかけてくださってはいたんです。
何度も声をかけられ、元々ジャズにも興味があったもので、いつかは顔を出したいなー、とは思いつつ、
前述のとおり時間の関係やそのときの自分の置かれている状況を考え後回しにしてきました。
しかし前年参加したベースキャンプでプロのジャズベーシストの丹羽さんの演奏を聞いたり、
中先生や深沢先生のレッスン、そして師匠吉浦先生の言葉などを聞いて、
ジャンルにこだわらずいろんな音楽を積極的にやって音の幅を広げたいという願望が。
丁度仕事も慣れて自分の時間も大分取れるようになってきたところでの諸隈先生のクリコンでのお誘い。
翌年1月からビッグバンド「ニュー・アベベ・オールスターズ」に参加することになりました。
アベベというのは、北九州が昔鉄鋼業が盛んだった頃、クラブやキャバレーがたくさんあり
ジャズも盛んで、80年代まで実存したジャズ喫茶の名前だそうです。
(詳しくは「リンク オンガク」にアベベのHPをリンクしてますのでそちらをご覧ください。)
アベベの最後のオーナーだった現在福岡を中心に西日本で活躍しているプロのテナーサックス奏者
田部俊彦さんをバンドトレーナーに迎え、毎週水曜日の夜練習に励んでます。
田部さんをはじめバンマス中園さんやメンバーの方々の厳しい指導の下
一からジャズベースを頑張ってます。
難しい。減衰しない音でランニングするのは。今最大の課題点です。
アベベにはベーシストが私のほかにいます。プロのエレキベーシストのかっきー。
躍動するベースラインは私も一目置いてます。さすがプロ。目標の一人。
その他とにかくフィーリングが私には足りないなと思って、ジャズ喫茶ビッグバンドで行われる
ライヴはできる限り聞きに行ってます。
それとか、ジャズの音源を買って聴くようにもなりました。
これまで2回ステージに乗ったけど、自己嫌悪の連続です。
1年後、ジャズベーシストとしてモノになればいいなー。
ジャズベーシストへの道は険しいです。