吹奏楽との出会い

私が吹奏楽に触れたのは小学校5年生のときでした。
それまでは音楽はそこまで好きな人ではなかった。普通に歌を歌ったりたてぶえを吹いたり。
でも、小学校5年の3月、地元の中学校が九州大会出場した記念の特別演奏会があった。(後に「定期演奏会」になりましたけど)たまたま同級生のお姉ちゃんがパーカッションをしてて、無料だったし、まあ、見に行こうかという事で行ったんですよ。
そのときのプログラムが、楽器紹介や普段の部活の風景の再現、素人でも1度は耳にしたことがある曲と、初めて吹奏楽を耳にする私にとってとても親切な内容でした。サウンドも、当時小学生で素人だった私でも綺麗で包み込まれる感じで。
そういうことで、この時点から「部活はブラスバンド!!」と決めてたんです。
それから中学校の体育祭に吹奏楽のマーチの演奏を聞くために行ってました。

そして1年後の中学校にあがる寸前の3月、強い憧れを胸に、「第2回定期演奏会」を聴きに行きました。
プログラムは1部が1・2年生のみの演奏と吹奏楽のオリジナル、2部がポップスステージ、3部がコンクールの課題曲・自由曲(この年の自由曲はローマの祭のチェルチェンセスと主顕祭)でした。
2部が私にとってとても刺激的でした。ドラムスに目が釘付けでした。このときにドラムが叩きたいばっかりに「絶対打楽器したい!!」と思いました。
(1・3部はほとんど覚えていません。クラッシックの曲は分からなかったんで、興味なしだったんです・・・。)

こんなきっかけで私は中学校入学約1週間後、吹奏楽部の見学・仮入部を済ませました。