北九州弁講座
生まれてこれまで20数年、標準語だと思っていたら・・・・?全68語!!!
('04.3.5現在)
※知っておかないと痛い目に遭う言葉はで書いてます。
北九州の人の話し方は普通に話してても喧嘩腰に聞こえるらしい。でも本当は優しいのよ。


北九州弁といって思いつくもの。1番最初に思いつくのが「〜っちゃ」じゃないかな。
小倉にできた西鉄の大型ショッピングモールも「チャチャタウン」て名前だし。
語尾につけて軽い強調を表します。
<使用例>
「やっぱ、小倉が一番っちゃ!!

因みに、私の兄が京都に就職した際、京都の同僚は北九州弁の事を
「ラムちゃん語」(うる星やつらのね)と言っていたらしい。
「〜だから」「〜なので」の意味。小倉では語尾に「ん」が付かず「〜やけ・〜け」が多いような気がする。
活用する品詞(動詞・形容詞・形容動詞・助動詞など)には「〜けん・〜け」を
活用しない品詞(名詞・副詞など)には「〜やけん・〜やけ」と前に「や」が付きます。
<使用例>
「うち、今日サークルがあるけん(け)帰りが遅くなる。」

・〜やろ、〜やろう
「〜でしょう」という意味。語尾が下がると断定や伝聞・推定に、語尾が上がると疑問になる。
〈使用例〉
A:「今日休講やろ?」
B:「いや〜、あの教授の事やけん授業あるやろ。」

また、「やろ」単独で相槌で使います。(ナガトミカツキさん、ありがとうございます!)

「膨れる」とか「ふてくされる」とかいう意味で使う。特に膨れてる相手に対してからかう時によく使うかな?
<使用例>
(嫌なことを言われて膨れている相手を見て)「なんはぶてちょーん!!
あまり綺麗な言葉ではありませんね・・・。

「寄りかかる」とか「もたれかかる」とかいう意味。

<使用例>
「ねえ、疲れたけんあんたになんかかっていい?
初めて聞いた人、物をねだっているのではありませんので。あしからず。

「〜と」とか「〜って」。伝聞(人や書物から伝え聞き、参照する事)の意味で使います。
<使用例>
「お父さんがね、タバコ買って来いっち言いよった。」

私はずっと聞いているからそうでもないんだけど、初めて聞く人にとって「ち」という響きは汚く感じるらしい。

・〜っちよ

伝聞、反復を避けるときに語尾につく言葉。「〜らしいよ」という意味。
ナガトミカツキさん、情報ありがとうございます!

「はぶてる」と似た意味なんだけど、こっちの方が怒りの程度が甚だしい。
「怒る」っていう意味で使う。
<使用例>
A「あんた、どうしたん。そんなにはらかいて・・・。
B「どうもこうもないっちゃ!!昨日デートすっぽかされてはらかいとうんよ!!

お腹を掻いてるのではありませんよ。気を付けてね。

この言葉をガラの悪い人に言われたら要注意!!「殴る」、今風で言うと「ボコる」です!!
くらされるは一見受身のように思われるが、受身ではなく「(お前が)殴られる」の意で使われる事が多い!!
気の短い兄ちゃんが切れるとよく発せられる言葉。女性はこの言葉を使うと下品に思われます。
<使用例>
「きさん、いい加減せんとくらすぞっ!!

怖い怖い・・・。

「くらす」と同義語のとっても怖い言葉・・・。他の地方(特に関西方面)でも通じる言葉。
しばかれるくらされる同様の意。
この言葉を言われたら、ボーッとしていないで早く逃げてください。

多分、知らない人は「何その言葉??」と思うかもしれない。これは名詞。
意味はね、小さい子供が大好き「肩車」のこと。
<使用例>
「お父さ〜ん。びびんこして〜。」
この言葉が方言と知った時、ショックでしたね。

この言葉は地域によっては「かるう」とも言います。
意味は背中に物を「背負う」という意味。
<使用例>
「ランドセルをからう(かるう)

常に自分の部屋や身の回りのことを綺麗にしなくてはいけませんね。
「はわく」は掃除をする時の言葉。「掃く」の意味です。
<使用例>
「Cちゃ〜ん、そこの廊下を後ではわいっとってくれん?

私が高校3年生のころ、たまたま帰省していた大阪の音大に行っている先輩から
「ジャッチ通用せんかった。向こうの人に馬鹿にされたんよ〜!!」って悔しそうに言ってました。大変ショックでした。
だいたいの中学校や高校で指定があるんじゃないでしょうか。紺とかエンジ色とか。横に白いラインとか入っていたりして。
そうです。誰しも懐かしく思うんじゃないかな「ジャージ」のことをここでは「ジャッチ」と言うんです。
<使用例>
「Dちゃん、次の授業体育なんやけどジャッチ貸してくれんかねえ?」
「ええ、さっきMちゃんに貸しちゃったんよ〜。」
ねえ、本当に「ジャッチ」って方言なん??

「うるさい」「騒々しい」、また分かりづらい事を相手に言われた時に「わかりづらい」と伝えたい時に使います。
「せわしい」が変化したんだと思います。
<使用例>
@「外の工事の音がしゃあしくって昼寝もできん!!」
AA:「ですから、当社では・・・・・・・。」
  B:「あんたっちしゃあしい事言う人やねえ。
うちの製品を買ってくださいっち言いたいんやろうもん。買わんよ。」

これは自分にベタベタした物や汚れた物ががくっついた時、衣服や人になすりつける事をいいます。
<使用例>
「あんた、いい加減にしっちゃ!!!お手拭で拭けばいいのにソースを人の服にぬすくってから!!」
気を付けんと、シミになったりしますからね・・・。

あびさんから教えてもらいました。この言葉は九州しか使わないらしい・・・。
意味は、すそが長いズボンなどを地面にすらして移動する状態(江戸時代のお城の中で老中が裃をすらしているみたいな状態。)
<使用例>
「そのGパン、すそが長すぎくない?ぞろびいて歩いてから・・・。もう、みっともない。」

これは、関西方面でも通じるって聞いたんだけど、本当かな??
意味は「食器棚」。
ひょっとしてうちの家だけ??

(訂正)
「みずや」は方言ではなく、昔使われていた言葉だと判明。
私が持っている辞書によると、みずやは「水屋」と書いて
昔の台所の一部で食器を置くスペースをこう呼んでいたそうだ。

2月モーニング娘。内のユニットで初めてミリオンセラーとなった「ミニモニ。」のデビュー曲
「ミニモニ。のじゃんけんピョン」
一番で加護ちゃんが歌っているフレーズをご存知だろうか??

「♪大阪弁じゃ インジャンホイッ♪」

じゃんけんの掛け声にも明らかに方言があるのです。
こちらでは「どっこいし」なのである。
ちなみにあいこの場合は「あいこでし」と掛け声をします。
または「あいこ」はつけず「し!し!」とどっちかが勝つまで「し」を叫びながらじゃんけんする。

どっこいし」で思い出しました。
じゃんけんのことをこっちでは「じゃいけん」と言います。
じゃんけんするときは
じゃいけんどっこいし!」が掛け声。

標準語の意味は「(怪我・病気を)治療する・(物を)修理する」という意味だけど、
こっちでは「元の位置にしまう、片付ける」時にも「なおす」をよく使います。
<使用例>
「お母さん、この服たんすになおしとって。」

中1の時、私が住んでいる所が地方である事をこの言葉で初めて知ったのでした。

漢字変換すると「相当」。別に方言ではないんですが、北九州の人は「これでもか!!」
てな具合に頻繁に使います。「かなり」とか「めちゃくちゃ」とか、とにかく事を大げさに伝えたい時使う。
<使用例>
そーとーすかん!!!」⇒「めっちゃ嫌い!!!」
そーとーけちー!!」⇒「かなりケチですな。」

「そーとー」でも書いたけど「好き」の反対が「嫌い」ではなく「すかん」。
これはとても分かりやすい。
<使用例>
「私、セロリすかんもん。」

「あなた」の乱暴な言い方。つまり「貴様」であります。
小倉で生活する私は「きさん」をけんか腰で相手を呼びつける時のみに使うとしか思わなかった。
しかし最近八幡方面では親しげに相手を呼ぶ時に使うらしいとの情報が。
果たしてこの情報は真実なのか???

「さっちが」とも言う。「いつも」という意味で使う。
でも、この言葉の中には「ああ、もうしつこい!!」というニュアンスが含まれる事が多い。
あともう一つ、「いちいち」っていう意味でよく使いますね。
<使用例>
「もう、お父さんしゃっちが『お前彼氏連れて来んか?』っちゆう。」

私はまだまだそんなことはおとんから言われません。

これが方言だったとは・・・・。サークル仲間のごうちゃんから教えてもらった。
意味は「(穴が)あく」。「ほげる」は自動詞で、他動詞になると「ほがす」になる。
<使用例>
「あ〜ん!!折角のお気に入りのセーターに穴がほげた〜!!」

青あざについて色々言い方があるんだねえ。「青タン」だとかたくさん。
私の住んでいる地域では青あざではなく「青じみ」て言ってます。

「蛍」じゃありません。
「ほったらかしにする」が短くなって「ほたる」になったんでしょう。
意味は@「捨てる」、転じてA「置いて行く」の意味にも使う。
<使用例>
@「こんな道の真ん中にゴミをほたっていかんよ!!」
A「子供を家にほたって行ったらとても心配・・。」

折尾駅名物の駅弁、「かしわめし」。うまいんだなあ、これが。
うちの大学の定演で本番前に食べる夕食の定番でした。
他県から(関東の人)から「かしわって何??」と聞かれた。
こっちでは水炊きの具には欠かせないお肉、鶏肉を言います。

結構メジャーな言葉と思ってたのになあ・・・・。

これは妹が使ってたので方言か、それとも彼女達の造語かどうかは分かりません。
妹の友達との間で使われてるらしい。私は使わない。
意味は「無視する」、「シカトする」という意味。

これも私は使いません。
某小倉の和菓子屋さんが発売している人気商品にこの名前が使われてる。
意味は「役立たずだが憎めない性格の人」を言うらしい。

「ぽんつく」美味しいよ。
小倉に来た際、是非お土産に買って帰ってください。

この言葉は鬼ごっことか影踏みとかの遊びの時に使う特別ルールのことです。
もし遊ぶ仲間のなかに年少な子が入ってるとき(例えば小学生の集団の中に幼稚園の子とかが入ってたり)
極端に年少の子が鬼になる確率が高くなる。
だからその子だけ何度タッチされても鬼にならない、ただ逃げ惑ってその雰囲気を楽しませるという特別ルールを
こちらでは「ままこ」と言います。
同じルールを博多方面では「アブラムシ」とか言うらしい。

ゆーぼー、これが方言だと教えてくれてサンキューです。

この言い方、こっち特有らしいですわ。
例えば、普通10時の5分前を伝える時、皆さんは「10時5分前」と言うと思う。
でも、ここでは大抵の人は「10時前5分」て言うんですね。
こう言ったほうが分かりやすくありません???
(と思っているのは私だけ???)

「とっても」とか「凄く」とかいう意味です。程度が甚だしい時に使う言葉。
私は使わないけども、旧筑前国地域(北九州では戸畑・八幡・若松。小倉以西の地域です)では使うようですね。
とてつもなく凄まじい場合、「でったん」と撥音(はつおん)を入れて強調する。

<使用例>
でったんきつ〜い!!」

これもゆーぼーの投稿です。ありがとう。

・うったち

2001年5月下旬現在、こちらにもリンクしてありますみーさんの掲示板で方言についての話題が盛り上がっています。
バイトから帰ってメールチェックすると、突然ドイツはフランクフルト在住の野田さんから
「しゃーしい」と「うたちい」の解説をとのメールが。
このことがきっかけで久し振りに北九弁を掘り起こすパワーが沸いてきました。

ところで「うたちい」は大分で「汚い、散らかっている」との意味だそうです。
こっちでは使いませんが、発音のニュアンスが似ているものに、「うったち」があります。
これは「私達」という意味で使います。

・グラグラする

これは自分の中で何かしら期待や希望をもっていて、それが上手くいかなかった、期待通りの結果ではなかった
失望したなど、マイナスの結果だった時気持ちが揺らぐ擬音語「グラグラ」を使ってこう言います。

・ひんこない

これは「頼りない」とか「みっともない」とか「弱弱しい」という意味を全部ひっくるめた形容詞です。
男の人が女の子にこの言葉を言われると、ちょっとどうしようもありませんね。可愛そうですが。
・まめらない

この言葉がまさか方言とは思ってもいませんでした。
これは妹が2001年7月に北九州市八幡東区スペースワールド前で開催される
「北九州博覧祭2001」の公式ガイドブックを立ち読みして発見したそうです。

活舌がよろしくない、ろれつが回ってない、つまり言葉を「かんでる」っていう意味です。
普通決まって「口がまめらんと「口が」が付きます。 

芸人さんで肝心な時に口がまめらんかったら致命傷ですね・・・・。

・さんのーがーはい

この言葉も妹から方言らしいと教えられました。

使い方は「1、2、3、ハイ!!」と一緒で、みんなと一斉に何か始める時のタイミングを合わせるときの掛け声ですね。

・すいばり

この言葉の使い方、「エーン、すいばりが刺さった〜!!」

という風に使います。刺さった子は保健室に行きます。
そしてピンセットで刺さったすいばりを取ってもらうんです。
さて、すいばりって何??

正解は、皮膚の中にまで刺さって食い込んでしまった木材の細〜い破片や刺のこと。
しかも刺さったとトゲのみにこの言葉が使われる。
取る時がまた痛いんだよね〜・・・。

・たう、たわん

貴方はキッチンの上の棚に手がたいますか??
なんじゃあそりゃ??と思った人はきっと北九州の人ではありません。

正解は「(手が)届く」と言う意味。
「たう」が「届く」、たわん」が「届かない」という意味で使う。

〈使用例〉
妻:「ねえ、あなた。このタンスの上の箱に手がたうかしら??」
夫:「いくら僕の方が背が高いといってもこんな所に手がたわんよ・・。」

・かべちょろ

これは生き物です。さて次の中から例文を読んで答えを選びなさい。
@イモリ
Aトカゲ
Bゴキブリ
〈使用例)
A:「いや〜ん、ガラス戸になんかひっついとー!!」
B:「なーん、あれ尻尾の切れたかべちょろやん。」


正解はA。壁でちょろちょろくっついて動く様を見てこの名前になったのかな??

・なんしよ〜ん

見たらすぐに分かると思いますが、「何してるの?」と言う意味なのですが、
北九州人はこの意味の他に使い道があります。

北九州人は久し振りに会う友達に再会したとき、ほぼ全員がこのなんしよ〜んと相手に言います。
「久し振り、元気??」というよリ多く使う、挨拶代わりの言葉。

・〜し

これはサ変動詞「〜する」の命令形、「〜しなさい」の言い方が言い切りの形できつくなったもの。
他にも「来る」だったらになるし、「食べる」だと食べりになる。
つまり動詞の命令形は「〜u」ではなく「〜@」と変換されるんですね。
〈使用例〉
「はよ、宿題しっ!!」

・はがいい

「歯がいい」ではありません!!
おとんは東京に出張した時、お得意さんに「はがいいことがあったんです。」と言ったら
「あなた、歯がいいんですか??」と答えられて面食らったそうな。

これは「はがゆい」です。1文字違うだけなのに、分かりづらいのかなあ・・?

・なしか

「なんで?」という意味。
「なしか?」と問い掛けるのではなく、「なしか!!」と言い切りの形になります。
この言葉は、自分の中でどうも納得がいかない、何故なんだ??という何処にもやりようがない怒りががこもっている場合が多いです。
使い方はイライラ度が軽い物から順に
なんで?」⇒「なし?」⇒「なしか!!

となります。

・やおない

これは若者よりはおじいちゃん・おばあちゃんが頻繁に使います。
古い方言ではないかと思います。
はっきりとした意味は今現在私も分からないのです。
ニュアンス的に「面倒くさい・二度手間」という意味だと思うけど。
(’02年8月更新)
「やおない」は「難しい」とか「簡単にはいかない」という意味合いが強いんだって。
八尾内太さん、情報本当にありがとうございました!!!
(’03年7月更新)
「やおない」の変形、「やおいかん」がありました!
以下こういちさんの掲示板のカキコから抜粋です。こういちさん、ありがとうございます!!

〈使用例〉
中島「そー言えば、さっき花沢さんが体育館裏に来いっち言いよったばい」
磯野「はぁー?なんでしゃっちが俺が行っちゃらないけんと? 用があるならお前が来いっちゆーとけ」
中島「はー。(ため息)ホント俺っち損な役回りやのー、マジで“やおいかん”ばい」

<訳>
中島「そー言えば、さっき花沢さんが体育館裏に来てくれって言ってたよ」
磯野「えぇー。どうしてわざわざ僕が行ってあげないといけないのですか? 用件が有るならあなたが来て下さいと伝えておいて下さい。」
中島「はー。(ため息)本当に僕って損な役回りですね、本当にやってられませんね

・なんち?

「何ですって??、何と言った??」と聞き取りにくくて人にもう一度尋ねるときの言葉。
「なしか」と似てるね。
喧嘩売るときにこの言葉を強く言って使う。
(使用例)
なんちか?!、きさん!」
(「お前何て言ったんだ!?」)

・半どん

午前中で仕事や学校が終わること。半ドンの「どん」は実は博多どんたくの「どんたく」から来てるとか。
元々「どんたく」とはオランダ語で休日を意味する「ゾーンターク」が訛って「どんたく」となった。
つまり、半ドンとは「半分どんたく」=「一日の半分が休みになること」ということなんだそうです。

・とっとーと

「取ってますよ」という意味の方言。
昔「笑っていいとも」のテレフォンショッキングで武田鉄矢が博多弁について話してた。
ニワトリの鳴き声みたいだとか言ってたような。

博多と小倉ではイントネーションが違うんですよ。
「とっ・とー・と」と3つに区切って説明すると、博多の方ではイントネーションが(低・高・高)
小倉は(高・低・中)となります。わかるかな??
で、疑問形は最後の「と」が一際高くなる。

・あんのー

「あのね」という意味。
男言葉です。女の人はめったに使わない。

・よー

人を呼ぶ時に使います。男言葉。

・いっちょん

「全く」とか「全然」とか、否定する時に使う言葉。
例えばあんたんこといっちょんすかん!!」だったら
「あんたのこと全然好きじゃない=あんたなんて大嫌い!!」って意味になる。

・あいた〜!・わいた〜!

「しまった〜!」とか「失敗した〜!」とか自分の立場がヤバくなった時
咄嗟に出てくる言葉。

<使用例>
あいた〜っ!!最終のモノレールのドアがもう閉まって乗り損のうた〜!!」

ヤバ〜い!!最終のモノレールのドアが閉まって乗りそこなった!!」

          ・あじごはん                                  

 炊き込みご飯のこと。
白飯に比べて味がついてるからそう言うんだろうね。
赤飯や筍ご飯みたいにご飯に色がついているものだけでなく、
グリーンピースご飯などご飯に色がついてないご飯も「あじごはん」

・こまめる

お金をくずすことを言います。
今の今までこれ、標準語って思っとった。ショック・・・・・。
セイジさん、情報提供ありがとうございました。

・ぬくい

これもセイジさんからのメールでの情報提供から方言と知りました。
あったかいっていう意味、だいたい人肌くらいの温度かな?
で、物を暖めることを「ぬくめる」っていうけどこれも方言かしら??

・〜しとーごとある

〜しているみたいだよ、と推定の意味で使う方言です。
おいちゃんが言ってるのを全然知らん人が聞いたら「〜しとーごたー」って聞こえるかも。
ていうか、気付かんやった。こんなに方言っぽい言葉を今まで気付かなかったなんて・・。
PANDAの妻さん、ありがとうございます。

・そうやろーもー!

この言葉、特に喧嘩腰になったりとか否定されたことが実はあってたり、自分の気持ちが昂ぶってるときに出てきますね。
「そうでしょう!!」って意味。
これもPANDAの妻さん、ありがとうございます。

・ずっこい

これは「ずるい」っていう意味。
子供の頃よく使ってたけど、今は殆ど使わないな。
これもPANDAの妻さん、ありがとうございます。

・またごす

これが実は方言だったなんて、ショックです。
意味は「人や物を(大股を開いて)またいで通る」という意味なんです。
これもPANDAの妻さん、ありがとうございます。
いや〜。意外だった・・・・。

・びったれ

「汚い」とか「だらしない」という意味の言葉です。
あまりいい方言ではありません。
中学校の時この言葉を使った友達が先生にこっぴどく怒られてました。
だからあまり使わないで下さいね。

・おらぶ

「叫ぶ」という意味。
普通に叫ぶんじゃなくって、どっちかって言うとがなりたてるようなニュアンスあり。

・こづく

「軽くゲンコツで殴る」の意味。
変換したら「小突く」って出てきたからもしかしたら方言じゃないかも??

・へる

「減る」ではありません。イントネーションは「へ」にアクセント。
こちらでは「盗む」ということをさす。
「へる」と同意語で「へっぱる」ていうのもある。
小学校の時男の子がよく使ってました。最近はあんまり聞いたことない。
最近少年達から「盗む」意味の言葉で聞かれるのは、「へる」という言葉より
むしろ「パクる」が主流のようだ。

・ずる

ずるいという意味もあるけど、動詞でも使います。全然意味違うけどね。
「ずらす」の意味。

・おーいー、おいー

これ、何処でも通じると思ったら違うんですねー。
「多い」をこっちではよく「おーいー」とか「おいー」と言います。
「多い(おおい)」てちゃんと言うのは本当にかしこまって言う時くらいかも?

じゃーす

あまり綺麗な言葉ではないです。怖い言葉。
「泣かす」という意味。
うちのおとんが「くらっそー(くらすぞーが訛って)、じゃっすぞー!!」
生意気な口を聞くと言ってたんですが。「じゃーす」て意味があったんだと思った。
でも使われてるところをおとんしか聞いたことがない。

・ぬっせー

これもいい言葉じゃない。人をバカにする時に使う言葉だからあまり使わないで下さい。
「(頭の回転が)遅い、行動が鈍い」という意味。
小学生の時よくこの言葉を耳にしたけど、最近は聞きません。

・ちゃきー

門司出身Dさまの掲示板の投稿で気づいた方言です。(ありがとうございます!!)
この言葉の意味は「ずるい、せこい、姑息」です。